脳出血は高血圧などが原因で血管が破れる病気です
脳出血とは脳の動脈が破れて出血するものです。出血した血液は脳内で血腫と呼ばれる塊をつくり、周囲の脳を圧迫して、脳機能の低下を引き起こします。
また、脳浮腫(むくみ)や頭蓋内内圧亢進によって、脳のダメージはさらに深まります。症状が進行すると、大脳や小脳の一部が、頭蓋骨の中で本来収まっている位置を越える「脳ヘルニア」を起こすこともあり、死に至る危険性が高くなります。
脳の血管が破れる原因として最も多いのが高血圧です。長年にわたって高血圧を放置していると、くも膜下腔の太い動脈から分岐して脳の中に入っていく細い動脈(穿通枝動脈)に動脈硬化が進んできます。
常に圧力がかかると、血管壁がもろくなったり、壊死が起きます。このような状態になると、非常に出血しやすくなります。また、高い血圧が血管にかかり続けることにより、細い血管に小さな動脈瘤が作られることもあります。動脈瘤が破裂すると脳出血を起こします。