読影や内視鏡等のスキルを活かせる健診・人間ドックのお仕事

消化器内科や乳腺外科出身の女性医師はニーズが急増しています

糖尿病などの生活習慣病の有病者やその予備軍の減少を目的とした特定健診・特定保健指導の導入(平成20年4月)、著名人を起用した乳がん、子宮頸がん等の啓発活動、健康・医学をテーマにしたテレビ番組の増加などの影響により、予防医療へのニーズは年々高まりを見せています。

これに比例して「健診・人間ドッグ」における医師の求人も増えており、特に4月の健診シーズンを控えた時期になると、一般病院や診療所などの医療機関のほか、企業健診を請け負う予防医学センター、健診専門施設において求人活動が活発になります。

健診・人間ドックの求人で求められるのは、問診・聴打診は勿論、予防医学の分野が確立した近年は読影(胸・胃部XP、心電図、腹部エコー、マンモグラフィなど)、上部・下部内視鏡検査、乳がん・子宮がん検診などの専門的なスキルです。また、通常の内視鏡検査に比べて、患者の負担が少ないとしてニーズが高まっている「経鼻内視鏡」のスキルも今後、重宝されるでしょう。

さらに、消化器内科や乳腺外科出身の女性医師のニーズが非常に高まっているため、検診マンモグラフィ読影認定医、日本乳癌学会・乳腺専門医などの資格をお持ちの方は、前職よりも好条件での転職が可能です。勤務する施設によって差はありますが、常勤医師として働く場合、平均年収は1100万〜1400万円台となっています。

健診・人間ドックのお仕事は、ご自身の経験・専門スキルを予防医療の分野に活かしたい方、家庭の事情等で勤務可能な時間が限られている方、体力的に負担の大きい業務はできない方にとってピッタリの案件となっていますが、以下の3つの理由から特に女性医師に人気となっており、また医療機関側でも求人広告の備考欄に【女性医師が望ましい】と表記しているところもあります。

患者の急変などのリスクが少なく、復職先に適している

出産・育児を機にそれまでの常勤から非常勤、そして休職となり、医師としてのキャリアが「繋がっていない」状態のままの方もいらっしゃると思います。健診・人間ドックのお仕事は、健康な方を対象としていますので、患者の容態が急変して対応が迫られるなどのリスクはほとんどないため、子育てが一段落した女性医師の復職先としても注目されています。他の診療科に比べて、精神的、体力的にも負担が小さいのも大きな利点です。

常勤のままワークライフバランスの実現が可能

小さいお子さんがいる方の場合、家庭と仕事の両立は最重要課題となりますが、常勤を希望する場合、当直・オンコールのない勤務が必須条件となるでしょう。健診・人間ドックは週4〜5日勤務、当直がなく、一日に「終わり」があるお仕事ですので、ワークライフバランスを実現することができます。在宅オンコールが負担となり、慢性的な緊張状態にあった従来の勤務から開放されたい先生にピッタリです。

女性が働きやすい環境を整えた医療機関・施設が多い

健診・人間ドックでは、近年、乳がん・子宮がんなど、女性特有のがんの専門スキルを持った女性医師のニーズが高くなっています。そのため、女性医師を確保するため、保育施設の新設や拡張等の育児サポート、柔軟な勤務形態の設定、臨床のブランクに考慮した教育研修制度など、女性が働きやすい環境を整えた施設の求人が多いのが特徴です。

人間ドックに転職するデメリットと注意点も把握しておきましょう

当直やオンコールがなく、ワークライフバランスを重視した働き方ができるという点で、人間ドックは育児中の女性医師、前職が多忙でバーンアウト寸前だった男性医師に人気がありますが、デメリットや注意点もあります。

人間ドックは、基本的にその時点で病気の人を診るわけではないので、一般の臨床に見いだすことができた"やりがい"や"充実感"がイマイチ感じられないという先生もなかにはいらっしゃいます。

人間ドックは自由診療ですので、利用者(受診者)は施設に対して、費用に見合った(=満足度の高い)医療サービスを求めます。利用者の満足度が高ければ、リピーターとして人間ドックの定期受診が見込めるだけでなく、家族や友人を新たな利用者として獲得することも可能ですが、逆に満足度が低ければ、評判を落とすことになります。

人間ドックの施設数は増えていますが、検査機器やコース内容にそれほど大きな差があるわけではありません。またその性質上、「治療が困難だった病気が治った!」という受診に対する効果を実感できるものではありません。人間ドックの評判を大きく左右するのは、医療スタッフ、特に医師です。専門的なスキルは勿論、コミュニケーション能力も問われます。

施設側はこの点をシビアに見ているので、「腕には自信があるけど、人付き合いはどうも苦手だなぁ」という先生は、コミュニケーション能力を疑問視され、転職活動時の面接で落とされる可能性があります。他科の面接はある程度、その先生の採用を前提に話が進められますが、人間ドックは上記の理由により、医師がその施設の「顔」となるため、面接は十分な対策をして臨む必要があります。

ご自身のスタイルに合った転職方法で悔いのないキャリア選択を!

医師の皆さんが転職を決断する理由は、専門性の更なる追求、正当な評価(年収)、勤務形態、人間関係、ワークライフバランスの重視など、さまざまです。

しかし、重要なことは、転職は働く環境を変えるための「手段」のひとつであって、「目的」ではないということです。

まず、自分がどうしても変えたい要素は何であるかを明確にして優先順位をつけましょう。そのうえで、それらの要素は本当に転職せずに実現することはできないのかを再確認してみることをお勧めします。答えがYesなら、いよいよ本格的な活動のスタートとなります。

医師が転職活動を行う場合、「情報収集から応募までを全て自分で行う」、「自身のコネクションを利用して勤務先を紹介してもらう」、「医師に特化した人材紹介サイトを利用する」の3つのタイプが考えられます。

いずれにしても最低で1ヶ月程度の活動期間が必要となりますので、退職の手続き等も含めて、事前の準備はしっかりと行っておきましょう。

情報収集から応募までを全て自分で行う

メリット
すべてあなた自身の責任でおいて決定、交渉するため、転職の成否に関わらず、安心感や納得の度合いが全然違います。

デメリット
一切の手続きをあなたが行うことになりますので、現在の仕事との両立は難しくなるでしょう。また、単独での交渉となり、先方のペースで話が進みやすくなってしまいます。

診療科による平均年収、病院の種類による週の勤務日数平均などの「客観的な参考値」を持たないことから、無理な要求をしてしまい、破談となるケースも少なくありません。

コネクションを通じて病院・施設を紹介してもらう

メリット
あなたとの信頼関係を築いている方からの紹介ですので、安心できます。職場の雰囲気など普段はわかりにくい部分についても、しっかりと話を聞くことができるでしょう。仕事と転職活動の両立も可能です。

デメリット
同僚や先輩上司の紹介によって転職することになりますので、あなたが思っている希望条件をそのまま伝えることに遠慮が出る場合があります。また退職する場合には退職説明や理由に気が引けますし、紹介者の顔を潰すことになりかねません。

人材紹介サイトを活用する

メリット
経験豊富な専任のキャリアコンサルタントがあなたのキャリア、希望する勤務地域、待遇に合った案件を提案してくれます。ここでしか応募できない「非公開求人」も多数あり、その豊富な情報量は一人で収集する場合の比ではありません。

細かい条件の交渉や面接スケジュールの調整などもすべてコンサルタントに任せますので、仕事との両立が可能です。候補の施設を見学するまでは匿名で話を進めますので、現在の勤務先に転職活動が知られることはありません。

デメリット
希望する条件で交渉をまとめることができるかは、担当するコンサルタントによる実力に大きく依存します。コンサルタントの能力に疑問がある場合、入職後にミスマッチが起こる可能性があります。つまり、最初の転職支援サイト選びが、成否を大きく左右します。

お忙しい先生方の求人探しをサポートしてくれるサービス

健診・人間ドックは全国的に人気が高い案件のため、他の診療科の求人に比べて、募集から採用決定までのスピードが速くなっています。特に首都圏や関西などの大都市はその傾向が強く、倍率も高めです。募集ニーズ自体は少なくありませんが、希望の案件に即対応できるように、医師転職支援サイトに登録して、早めの情報収集を心掛けておくことが大切です。

医師転職ドットコム リクルートドクターズキャリア

利用者満足度94.7%、求人数28,000件以上を誇る国内最大級の医師転職支援サイトです。コンサルタントが履歴書の作成代行、面接日程の調整、給与・役職・勤務条件などの交渉を代行してくれるため、無理のない転職活動が可能です。

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年間100万人以上の転職をサポートする「リクルート」が運営しています。常時10,000件以上の優良求人をご用意。専任のキャリアアドバイザーが、先生の納得のいく転職をお手伝いします。アルバイト(定期非常勤)の案件も豊富です。

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サービスのご利用(無料)に必要なのは1分〜3分程度の簡単なご記入のみとなっています。業界大手のこの2社に登録しておけば、ご希望の求人が見つかる可能性は高くなります。

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転職支援サイトに登録する最大のメリットは、専任のコンサルタントがあらゆる面で先生のサポートを行ってくれるという点です。まず、先生のご都合のよい日時に面談(出張可)を行い、今後のキャリアプランや年収等の希望をじっくりと伺ってから、豊富な求人の中から条件にマッチしたものを複数紹介してくれます。

また、先生のご経験・専門スキルなどの強みをアピールするための履歴書の書き方、面接のスケジュール調整やアドバイスは勿論、年収等の交渉もコンサルタントが行いますので、日常の診療に支障をきたすことなく、誰にも知られずに転職活動を行うことができます。

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