くも膜下出血の代表的な症状は、激しい頭痛や意識障害

突然、後頭部がこれまで経験したことないような衝撃的な頭痛に襲われたら、くも膜下出血の可能性があります。同時に吐き気や嘔吐がありますが、脳梗塞脳出血で現れる、顔や手足の麻痺、片麻痺、失語などの神経症状はめったに見られません。

頭痛や意識障害は生命の危険も

頭痛は「ハンマーで殴られたような」という表現がされるような、激しい痛みが突然やってくるのが一般的です。一時的に意識不明になることもありますが、脳出血の場合と異なり数分から1〜2時間で回復する場合が多いです。

発症から数時間たつと、頭痛というよりは首筋の後ろが締めつけられるような感じがして硬直し、首を持ち上げようとすると上半身ごと持ち上がってしまうことがあります。また手足が突っ張るように、痙攣することもあります。

一方、出血の少ない場合には、頭痛や吐き気は軽いために偏頭痛と誤解され、見逃されてしまうケースも少なくありません。頭痛が何日も続き、吐き気や嘔吐を伴うなど、いつもと様子が違う感じがする場合には、一度脳神経外科の診察を受けるのが賢明です。

くも膜下出血の発作は繰り返しやすく、そのたびに症状は悪化していきます。最初の発作は軽度でも医療機関を受診せずに放置していると、今度は大きな再出血を起こして死亡する危険性もあります。

発作を起こしたら絶対安静を保ち、一刻も早く医療機関へ運んで診断・治療を受ける必要があります。意識がしっかりしていて、会話が可能な場合は、症状が軽く、回復も十分に見込むことができますが、意識が戻らない場合は死亡に至る率が高いといえます。

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